EA自動売買の目的は、ほったらかして爆益を得る。これにはシステムの安定性が重要です。サーバーが安定しているか?ネットワークが安定しているか?これらを気にしてVPSで運用している方もいらっしゃると思います。しかし一番安定していない部分はMT4のビルド更新なんです。定時でエントリーしているEAを稼働し約定するとメールが来るようにしているのですが「あれ?、なんか来ないなぁ?」とおもいMT4を確認すると、
‘12345678’: connet failed [旧バージョン]
LiveUpdate: old version, try to download new one
とターミナルで表示され、MT4が止まっています。LiveUpdateしている時もあるのですが、実行ファイルの書き換えが必要な更新の場合OSのセキュリティ警告の為に手動でアップデートする必要があるのでしょう。MT4の再立ち上げだけでアップデートされる事もありますが、それでもダメな場合はサイトから最新版をダウンロードインストールします。今回、build 1415 1 Mar 2024 → 1420 24 May 2024 へアップしました。
次のような流れです。
1、サイトから最新版MT4ダウンロードする
2、MT4を終了する
3、念のためにバックアップする。
4、ダウンロードしたMT4をインストールする
■バージョンアップ手順詳細
1、ダウンロード
利用しているFX会社からMT4をダウンロードします。
2、MT4を終了
MT4が実行されているとバックアップが出来ない事もあり、アプリを終了します。
3、バックアップ
いままでの経験ではMT4の設定やEAなど消えてしまう事はありませんでしたが、念のためにバックアップをしましょう。バックアップは2ヶ所
プログラム:「c:\Program Files(x86)\[証券会社名]-MetaTradder 4」
設定やEA:「c:\Users\[パソコンのログインユーザー名]user\AppData\Roaming\MetaQuotes\Terminal」
複数のMT4をインストールしてある場合はそれぞれのプログラムを、設定やEAのバックアップは「Terminal」フォルダごと保存しておけば問題ないでしょう。Cドライブの直下にバックアップフォルダを作成し、コントロールキーを押しながらドラックアンドドロップをしてコピーします。
ヒストリカルデータやログなど溜まっているのでそれなりの容量になりました。
4、MT4をインストールする
ダウンロードしてファイルをダブルクリックしインストールします。次のような画面が出たらOKをクリックします。
起動後、EAや設定が反映されているか確認します。